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【完全網羅】海外で働く7つの方法を仕事、待遇、難易度でランキングにして徹底解説

今、海外で働くことが注目されています!

5年後、10年後の働き方を考えると、グローバルに働くことは非常に有効なキャリア戦略であると考えられます。

でも、いざ海外で働くと言っても「どういう方法があるのか?」「どの方法がオススメか?」などわからないことだらけですよね。

そこで今回は海外で働くための7つの方法についてそれをご紹介した上で、それぞれの方法を<選べる国><選べる職種><難易度><待遇>でランキングしてみました。

どうぞ、最後までお読みください。

 

1. 完全網羅!海外で仕事をゲットして働くための7つの方法

まずは海外で働くための方法をご紹介します。自分にはどの方法が向いているか?
検討してみてください。

方法① ワーキングホリデーで働く

ワーキングホリデーとは
ワーキングホリデーとは、2国間の協定に基づいて、18歳〜30歳の若者が異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める制度を言います。

要は、仕事をすることもできる権利を持ったビザになりますので、特別な就労ビザを取得しなくても、その国で仕事をすることができます。

日本人がワーキングホリデーで参加できる国:22カ国(2018年現在)
アルゼンチン、チリ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、イギリス、オーストリア、スペイン、スロバキア、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フランス、ポーランド、ポルトガル、チェコ、韓国、台湾、香港

この中で、英語圏でワーキングホリデーのビザ発給数が多く人気なのは、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスです。

メリット・デメリット
ワーキングホリデーのメリットは、年齢の制限はあるものの、気楽に海外で仕事を始めやすいことが挙げられます。

一方でデメリットは、仕事ができると言ってもバイト感覚の仕事にしか就くことができずに、評価されるキャリアとは繋がりにくいという点が挙げられます。

オーストラリアのワーキングホリデーに参加したAさん(27歳)の声
メロン、かぼちゃ、アスパラ、ぶどうなどの農作業を中心に仕事をしました。多い月で約40万円ほど稼ぎ、1年間で200万円ほど貯金をすることができました。友達は都市部で日本食レストランで仕事をしていましたが、都市部では給料がさほど高くないのに家賃も高く、お金を使う場所も多いのでそこまでは貯金ができなかったようです。ただ、選べる仕事も多いのが魅力ですね。

方法② 海外留学をして現地で仕事を探す

海外留学をして現地で仕事を探すとは
海外留学をして現地で仕事を探す方法も有力な方法です。
例えば、アメリカに4年間大学に留学して、そのままアメリカで就職をするなどがこの方法になります。

メリット・デメリット
ただ、留学した国で仕事をするためには、改めて就労ビザを取得する必要がありますし、必ずしもビザの取得ができるとは限りません。

また、今から大学に入り直すにしても時間もかかるし、留学費用もかかります。そこが大きなネックになるかもしれません。

カナダ留学後、現地の日系企業で就職をしたBさん(25歳)の声
カナダの大学に留学をして、そのまま現地に進出しているIT系の会社に就職をしました。ただ同じ大学を卒業した日本の友人はなかなかカナダでの就職先が見つからず、結局日本で就職をしましたね。ヨーロッパやアメリカではビザの関係や語学の問題もあってなかなか職を探すのには苦労する人が多いですね。

方法③ 海外駐在員として海外で働く

海外駐在員として海外で働くとは
海外駐在員として、海外で働くという選択肢もあります。

ここで海外駐在員とは、日本企業や外資系企業の日本法人に雇用されて、会社命令で海外拠点に赴任している人のことを言います。

要は、海外に拠点を持った会社の命令でその国に赴任して働くということですね。

メリット・デメリット
海外駐在員のメリットとしては、会社からは日本での給料に合わせて、住宅手当や家族手当が出る場合もあります。特に物価の安い国に行くことなると生活費もあまりかからず、かなりの高待遇になることもあります。

ただ、デメリットとしては、会社が海外赴任をするタイミングも国も選ぶことになるので、自由度は低いです。また、そもそも現在勤めている会社が海外に拠点を持っていない場合はそれこそ可能性はほぼゼロになってしまいます。

日本の大手家電メーカー勤務でシンガポールに海外駐在したCさん(31歳)の声
就職して8年目にしてやっと海外駐在のチャンスを掴むことができました。そのために英語の勉強は続けていましたし、同期の中でも営業成績はかなり良い方だったと思います。自分のように5〜10年ほど勤務した年齢が海外駐在に数年出してもらいやすいと思います。日本の給料をもらいながら、住宅費などの生活費も一部出るのでお金は貯まり易いと思います。

方法④ 現地採用として海外で働く

現地採用として海外で働くとは
現地採用として海外で働く方法も最近は人気になってきています。ここで現地採用とは、現地の日系企業や外資系企業、現地企業などに直接雇用されている人を言います。

要は自分で就職先の国を選んで、自分で現地の会社(日系、現地資本問わず)に就職活動をして職を得るということです。

この時、一般的には人材紹介会社から会社を紹介してもらうことが多いですね。

メリット・デメリット
この方法のメリットとしては、自分で就職する国、会社を選ぶことができるので自由度が高いということです。

逆にデメリットとしては、海外駐在員と比べて待遇がよくないということが挙げられます。

ただ、最近は現地採用の給料も上がってきており、日本人が海外で働く場合の方法として一般的になってきています。

フィリピンの日系商社に現地採用で営業として働いているDさん(28歳)の声
思い切って日本の会社を辞めて、直接フィリピンに現地採用として就職しました。思っていたよりも待遇は悪くなく、給料は日本円で25万円ほど。物価も安いので、毎年100万円以上は貯金できています。英語力についてはTOEIC600点くらいでしたが、何とか就職することができました。就職のハードルはそれほど高くないので英語力やスキルにそんなに自信のない人でもチャレンジできると思います。

方法⑤ 海外起業を目指す

海外起業を目指すとは
海外で起業をするのも海外で働くための一つの方法です。海外起業と聞くと自分には無理!と思ってしまうかもしれません。

確かにハードルは他の方法と比べて高いとは思います。

しかし、現地採用として海外で働いた後に、現地で自分でビジネスを始められる方もかなりの数がいます。

例えば、料理人として日本で仕事をしていた人が、海外で1年ほど日本食レストランで働きながら自分でお店を開店する準備をして、タイミングを見計らってお店を開くなどがこのパターンになります。

メリット・デメリット
海外起業を目指すメリットは、やはり収入が青天井であり、夢があることでしょう。また、物価の安いアジアでの就職であれば、日本国内で起業するよりも初期投資が少なくてすみます。

一方、デメリットとしては、リスクが高いことが挙げられます。言語や文化だけではなく、法律も異なる異国の地での起業ですので難易度は高いと言えるでしょう。

フィリピンのマニラで日本食レストランの出店を目指すEさん(32歳)
これまで10年ほど日本で板前として仕事をしてきました。今はマニラのお店で店長として働いていますが、来年には小さいながら自分のお店を出店すべく準備をしています。日本食は現在ブームですし、周りにそんなに良い日本食レストランはないのでお店を軌道に乗せることはそんなに難しくはないと思います。初期投資は日本の数分の1で良いのも魅力です。

方法⑥ 海外インターン

海外インターンとは
海外インターンとは海外経験を就職活動に活かしたい大学生や、ステップアップした転職をしたい社会人が海外の企業にインターンとして働かせてもらう制度を言います。

基本的には無給になりますが、食事や住居を会社が手配してくれるケースや多少の給料が出る場合もあります。

メリット・デメリット
メリットとしては、気楽に参加して、現地で仕事をする経験が積めたり、学んできた語学を実践の場で使うことができるなどが挙げられます。また、働く国や会社を自分で選ぶことができるのもメリットですね。

一方でデメリットとしては、無給なので貯金を切り崩しながら仕事をしないといけない点と、あくまで短期(6ヶ月間程)を想定しているので、長期で仕事をするのには向かない点が挙げられます。

インドの日系人材会社でインターンとして働く大学3年生のFさん(21歳)の声
大学を休学して6ヶ月間インドのグルガオンでインターンをしています。給料は出ませんが、現地での宿泊費や食事代については会社が負担してくれています。英語による仕事の経験を積んで就活でアピールすることができればと考えています。

方法⑦ 海外フリーランス

海外フリーランスとは
海外フリーランスとは特定の企業や団体、組織に所属せずに、海外を拠点に自分の技能を提供することにより社会的に独立して仕事をする働き方を言います。東南アジアなどの物価が安い国で生活をしながら、インターネットなどで仕事を受注して働くフリーランスの方も最近増えています。

メリット・デメリット
海外フリーランスのメリットとしては物価が安くて住みやすいタイのバンコクやフィリピンのセブなどに住みつつ、インターネットで比較的単価の高い仕事を日本から受注することで生計を立てることができる点です。また時間、場所にとらわれずに自由に仕事ができるという点もメリットとして挙げられます。

一方、デメリットとして挙げられるのは、なかなか仕事を受注することができずに金銭的に困る可能性があることです。さらに、拠点が海外なので日本で顔を合わせて仕事をすることができなかったり、イベントを開催するにせよ、日本に頻繁に帰国する必要があることもデメリットして挙げられます。

タイのバンコクで現地に滞在しながらネットで仕事をするGさん(30歳)の声
生活費が安く快適に生活できるバンコクのゲストハウスに滞在しながらネットで仕事を受注して稼いでいます。バンコクには自分のようにネットで稼ぐフリーランスが結構いて、孤独に感じることはありませんね。バンコクは食事も美味しいですし、住み心地も良いので長く滞在しても辛くはありません。

2. 海外で働く7つの方法・国・職種をランキングしてみた

【総合ランキング発表】海外で働くならこれ!

ここまで、海外で働く方法とそれぞれのメリット・デメリットについて見てきました。次にそれぞれの方法を、<選べる国><選べる職種><難易度><待遇>で点数をつけて<総合ランキング>を発表します!

総合1位

現地採用として働く
選べる国、仕事の職種などの自由度が高いにも関わらず、待遇も良い、尚且つ難易度もそれほど高くないバランスの良さで1位にランクイン。特に最近は経済発展が著しいアジアにおける海外就職が人気です。

総合2位

海外インターン
希望すれば気楽に働ける手軽さで難易度はNo.1!国や仕事内容も比較的選べます。ただ給料は基本的に出ません。お試しとして海外で働くには最適ですね。まずは海外インターンで海外での適性をチェックしたり、海外での現地採用や駐在を目指す一歩としてオススメです。

総合3位

ワーキングホリデーとして働く

選べる国や仕事内容の自由度は限られているものの、希望すればワーキングホリデーとして海外で働くことは難しくはありません。給料も出ますので収入を得ることも可能です。ただ、ワーキングホリデーに参加するには年齢制限があるので注意が必要です。
海外で働く(住む)場所として選べる国でランキングしてみた<人気順>

働く場所として選べる国をランキングしてみました。

第1位
海外フリーランス

1番自由に働く場所を選ぶことができるのは海外フリーランスになります。海外フリーランスは基本的にネット仕事を受注して仕事もオンライン上で完結するので働く(住む)場所は完全に自由に選ぶことができます。

第2位
現地採用として海外で働く

現地採用は自分で就職する国・会社を選ぶことができるので非常に自由度が高いです。

第3位
海外起業を目指す

自分で起業してビジネスを立ち上げるので自由度は高いです。ただ、日本人をターゲットにしたビジネスをしたり、日本レストランなど日本人であることをウリにする場合は、ある程度起業する国は限定されるでしょう。

第4位
海外インターン

最近は海外インターンプログラムを提供している会社も増えたので、選択の自由度は上がっています。欧米から東南アジア、発展途上国まで様々な地域でのプログラムがあります。

第5位
ワーキングホリデーとして働く

ワーキングホリデーで行くことができる国に限られるのでやや自由度が下がります。欧米の国々が多いのは良いのですが、最近経済が伸びていて働く機会が多いアジアの国が少ないのが気になります。

第6位
海外留学をして現地で仕事を探す

そもそも日本人が海外留学ができる国・地域に限られるので実質的に働く場所としてはかなり限定されます。また一度留学してしまうとその場所以外選びにくいのが難点です。

第7位
海外駐在員として海外で働く

会社の命令で赴任先や赴任期間が決まるので一番自由度が低いです。

選べる仕事の職種でランキングしてみた<人気順>

今後は仕事の職種で各働き方をランキングしてみました。

第1位
現地採用として海外で働く

自分で様々な業界の会社から選べるので非常に自由度が高いです。ただ、日系企業で働くことが多いので、どのような企業が働きたい国に進出しているかは予め調べておく必要があります。

第2位
海外留学をして現地で仕事を探す

留学をした後に現地で仕事を探すことになるので、好きな職種を選ぶことができます。経験者しか就けない仕事や人気があり競争が激しい仕事もあるので選ぶのに限りはあります。

第3位 海外起業を目指す

自分で起業をするので好きな職種を選ぶことができます。ただ、実際は現在の手持ちのスキルや市場のニーズを検討した上で起業のネタを考えることになるでしょう。

第4位
海外インターン

インターンを募集している会社の中から選ぶことになります。最近は多くの職種でインターンを募集しているのでかなり広範囲から選ぶことができます。

第5位
海外フリーランス

自由に選ぶことができるようであって、ネットで完結できる仕事に限られます。具体的にはプログラミング、通訳、SNSの運用、webライティング 、アフィリエイトなどの仕事が多いです。

第6位
ワーキングホリデーとして働く

国によって仕事の内容は異なりますが、選べる余地はかなり少ないでしょう。多いのはピッキングなどの農作業や日本食レストランなどのウェイターの仕事などです。

第7位
海外駐在員として海外で働く

会社からの業務命令に従った仕事になるので選ぶ余地はありません。

難易度でランキングしてみた<人気順>

それぞれの働き方で仕事を得るのにどれだけ難しいかを簡単な順にランキングしてみました。

第1位
海外インターン

海外インターンを斡旋する会社がいくつも存在していますので、問い合せをして紹介されたものの中から選ぶことになります。手数料はかかりますが非常に簡単です。

第2位
ワーキングホリデーとして働く

ワーキングホリデーでの仕事を斡旋する会社もありますが、高額なこともあり、あまりオススメしません。滞在先に行ってから働き先を探すことも可能です。

第3位
現地採用として海外で働く

欧米の現地採用は難しいものの、アジアであれば英語力やスキルがなくても就職することはさほど難易度は高くありません。

第4位
海外フリーランス

フリーランスで収入を得て生活をして行くこと自体がかなり難しいと思います。ただある程度安定して収入を得られる体制を確立すれば、海外で生活することは難しくはないでしょう。

第5位
海外留学をして現地で仕事を探す

留学自体の難易度は高いですが、欧米での就職もかなりハードルは高いです。一方でアジアの大学を出て、現地で仕事を探すのはさほど難しくないでしょう。

第6位
海外駐在員として海外で働く

勤務先がグローバル企業で、海外駐在員を募集している場合を除き、なかなか狙って駐在員として海外で働くことは難しいでしょう。

第7位
海外起業を目指す

既に日本で独立していたり、海外就職をしてその国でビジネスの経験がある場合を除き、最初から海外で起業をすることは難易度は高いと思います。

待遇でランキングしてみた<人気順>

給与は諸手当などを基準にランキングしています。<海外起業>と<海外フリーランス>については雇用される訳ではなく、収入はビジネスの成否次第ということで採点外としました。

第1位
海外駐在員として海外で働く

日本で就職していた給与は保証され、さらに住宅手当などの海外赴任手当がつくため、かなりの高待遇となります。特に物価が安い途上国への赴任だとかなり余裕のある生活ができるでしょう。

第2位
現地採用として海外で働く

海外駐在とまでは言えなくとも、海外で日本人として賃金が支払われるため、それなりの待遇で仕事をすることができるでしょう。

第3位
海外留学をして現地で仕事を探す

2位の<現地採用として海外で働く>と同じ扱いとなりますが、学校を卒業してからで実務経験が少ないと考え、3位としました。

第4位
ワーキングホリデーとして働く

オーストラリアやカナダなどの農作業ではかなりの金額を稼ぐことができるでしょう。ただ、都市部に滞在してウェイターなどの仕事をした場合、生活費も高いということで稼ぐことは難しいでしょう。

第5位
海外インターン

住居や食事の補助は出ることもありますが、基本的に無給なので待遇としては低くなります。

(採点外)海外フリーランス
ネットで稼ぐ場合が多く、収入自体がマイナスになることはあまりないと思いますが、ビジネス次第では限りなくゼロになってしまうことも考えられます。

(採点外)海外起業を目指す
ビジネスの成否によって大きく稼ぐこともできれば、収入はマイナスにもなりかねません。

ランキングまとめ
いかがだったでしょうか?今回のランキングは海外で仕事をすることが初めての方を前提に設定しました。

もちろん、これまでのキャリアや今後のキャリアビジョンなどによってオススメの方法は異なってきますが、参考になると思います。

そこで次は、今回のランキングで1位にランクインした<現地採用として海外で働く>は果たして現実的なのかについてみていきましょう。

3. 【総合ランキング1位】現地採用として働くという選択肢は現実的なのか?

現地採用として海外で働く方法が、<選べる国><選べる職種><難易度><待遇>で考えた時に最もバランスが良いということをご理解できたと思います。それでは、現地採用として海外で働くことは現実的なのか?また、現地採用と言っても欧米で海外就職をする場合とアジア海外就職をする場合ではどのような違いがあるのか?について考えてみましょう。

欧米就職VSアジア海外就職

一口に現地採用による海外就職と言っても、欧米に就職する場合とアジアに就職をする場合があります。
詳しくは後ほど詳述しますが、現在の世界と日系企業を取り巻く環境を考えた場合、現地採用として欧米就職をするよりもアジア就職をする方が現実的であると言えます。

以下、なぜ欧米就職よりもアジア海外就職の方が現実的な選択であるのか?について見ていきましょう。

アジア海外就職は将来性がある

現在、日本は景気が良いと言われていますが、この20年間、ほとんど経済は伸びていません。
また、アメリカなどの西欧諸国の経済も伸びているものの、その成長率は鈍化しています。

一方でアジア各国の経済は成長を続けています。

以下は、日本を含むアジアの現在の経済力(GDP)と10年前の経済力を比べたグラフになります。

多くの国々が10年前と比べて2倍以上になっているのに比べて、日本はほとんど伸びていない状況がお分かりになると思います。

また、以下は2010年、2030年、2050年の世界経済における各地域のシェアの予想したグラフになります。

今後30年、40年に渡ってアジアの経済は発展し続け、日本や欧米のシェアは下がっていくことが見て取れると思います。

あなたは20年、30年、40年と続くキャリアの軸を沈みゆく場所に起きますか?それとも伸びゆくアジアに起きますか?将来性があるのはどちらでしょうか?

現地採用のアジア海外就職は難易度が低い

このような状況の中、日系企業のアジアシフトは続いています。

上記のグラフをご覧になっていただければ明らかなように、アジアを中心に日系企業の進出は続いており、それに伴い海外現地法人での日本人の需要は高まっています。一方で北米や欧州への日系企業の進出はあまり進んでいないこともご理解いただけると思います。

また、欧米で日本人が就職するにはネイティブ並みの語学力が求められると言われているものの、アジア就職ではそこまで高い英語力は求められていません。

下記はアジア各国に必要な英語力です。

シンガポールとマレーシアはかなりの英語力を求められますが、それ以外の国ではさほど高い語学力を求められることはありません。

もちろん、語学力があるに越したことはありませんが、まずは英語圏で就職しやすいフィリピンに就職をして、英語力を高めつつ、シンガポールや欧米への転職を狙うなどのキャリアパスを描くことも考えられます。

アジア海外就職は相対的な待遇が良い

一般的に欧米就職の方が、アジア海外就職よりも収入面では良いと言われています。ただその分物価も高いため、収入から生活費を差し引いた可処分所得(自由に使えるお金)はアジアで仕事をして生活をした方が良いかもしれません。

アジアで現地採用で就職をした場合の各国の一般的な給与水準は以下になります。

【管理職・専門技術職】
シンガポール:40万円〜
インドネシア:30万円〜
フィリピン・タイ・マレーシア:25万円〜30万円

【営業・一般スタッフ】
シンガポール:30万円〜
インドネシア:25万円〜30万円
フィリピン・マレーシア・ベトナム:15万円〜20万円

まずは、シンガポールは一般営業スタッフでも初任給30万円がスタート、インドネシアはやや劣るものの25万円程度の給料となることが多いです。

シンガポールを除く国々の物価水準が日本の3分の1程度なので、この水準の待遇であればかなり余裕を持った生活ができるでしょう。

アジア海外就職は優れたキャリア戦略

ここまで読んでいただいて、アジア海外就職の可能性を感じていただけたのではないでしょうか?

将来性、難易度、待遇を考えても多くの人にとって無理なくグローバルキャリアを歩むスタートラインに立てるキャリア戦略だと思います。

現在の日本でのキャリアに可能性を感じていないのであれば、是非一度真剣に考えてみることをオススメします。

より詳しいアジア海外就職についての情報は下記の記事が詳しいので是非ご覧になってください。

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4. 海外で働くには? ーまとめー

いかがだったでしょうか?これまで海外で働く主な方法7つをご紹介した上でランキングしてきました。

あなたにぴったりな海外での働き方を見つけることはできたでしょうか?

また、経済発展著しく、就職の難易度がある程度低いアジア海外就職の可能性も感じていただけたのではないでしょうか?

是非、後悔のない納得のいくキャリアを歩まれてください!

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